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HSPに向いてない職場の特徴と選び方|6回転職して見えた3つのポイント

HSP転職・働き方
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私はHSP気質で、これまでに6回転職して、7つの職場で働いてきました。同じように保険を扱う仕事でも、約4年続いた職場もあれば、約4か月で辞めた職場もあります。振り返ると、続く職場と続かない職場では、次の3つが違っていました。

  • 今の職場が自分に向いていないのか、判断がつかない
  • 次の転職で、また合わない職場を選んでしまわないか不安
  • 仕事の中身に不満はないのに、なぜか疲れてしまう
  • 仕事のやり方を、どれくらい細かく言われるか
  • 人に動いてもらわないと、成果が出ない仕事か
  • 一人になれる時間や場所があるか

この記事でわかること
– 6回の転職で、続いた職場と続かなかった職場を分けたもの
– 今の職場が向いているかを判断するときに見る3つのポイント
– 入社前に職場の様子を確かめる方法と、その限界

HSP(Highly Sensitive Person)は、刺激に敏感な気質のことです。詳しく知りたい方は、日本心理学会のコメントも参考になります。


続いた職場と続かなかった職場の違い

長く続いた2つの職場と、続かなかった2つの職場を、この記事で使う3つのポイントで比べてみます。

職場 やり方を細かく言われたか 人に動いてもらう仕事か 一人になれる時間や場所 結果
不動産会社のFP部門 過度な詮索はなかった お客さまの相談に乗る仕事 分室(約20人)で、比較的静かに作業できた 約4年続いた
今の職場 入社時は一人目の営業で、大部分を任された お客さまへの営業 出社は基本週1回。電話は一人でかける 満5年を過ぎて続いている
保険代理店の営業企画 — 社内の営業担当に発信して、動いてもらう仕事 50人ほどのワンフロアで、電話も人の多い場所でかけた 約4か月で辞めた
5人の保険代理店 細かい指示はほとんどない 自分でテレアポをして、お客さまに会う テレアポは社長のそばでかけた 約2年で辞めた

3つのポイントで気になることが少ない職場ほど、私は無理なく働けました。ただ、5人の代理店のように、3つのポイントだけでは説明できない職場もあります。

ほかの3社(新卒のベンチャー・保険会社の直販営業・保険比較サイトの代理店)は、収入や会社都合で離れたので、この表には入れていません。7つの職場の働き方は、こちらに一覧にしました。


営業企画の職場は、社内の人に動いてもらう仕事だった

4つの職場のうち、約4か月で辞めた営業企画の職場には、人に動いてもらう仕事かどうかの違いが、いちばんはっきり出ています。

保険代理店の営業企画は、社内の営業担当に向けて、企画や仕組みをまとめて発信する仕事でした。相手が社内の人なので、私は次のようなことが分からないまま、仕事を進めていました。

  • 社内の営業担当との距離感(こちらが下手に出たほうがいいのか)
  • 社内の人が、発信に前向きに取り組んでくれるのか、反発してくるのか
  • 本社がどんな立ち位置にいるのか

社長からは「言い切っていい」と言われましたが、そのとおりに伝えると、社内の人とぶつかってしまいました。分からないことだらけの中で、社内の人に動いてもらわないと成果が出ない仕事は、私にはつらいものでした。社長との相性もあり、この職場は約4か月で辞めています。

一人で営業に行く仕事と、社内の人に発信して動いてもらう仕事の比較。一人の営業は誰の目もなく自由に動けて指摘される不安もなく、安心して動けた。社内の人が相手だと社内の目があり、関係が続き、距離感や相手の反応が分からず、約4か月で辞めた

私は、相手の反応を深く受け取りやすいほうです。相手が社内の人になると、反応を気にする場面が増えました。


長く続いた2つの職場

不動産会社では、相談に集中できた

不動産会社のFP部門では、住宅購入を考えているお客さまから、約500件の相談を受けました。本社とは別の分室で、20人ほどが働いていた職場です。

  • 過度な詮索がない
  • 比較的静かに作業できる
  • お客さまの話を聞くことに集中できる

こうした環境で約4年働いています。保険の売上では、部門ができて以来の最高の成績を出し、保険会社から表彰も受けました。過度な詮索がなく、お客さまの話を聞くことに集中できたので、成果も出せたと感じています。

今の職場は、営業を任せてもらえた

今の職場には一人目の営業として入り、営業の大部分を任せてもらえました。報告はしつつ、進め方は自分で決められる環境です。やり方を細かく言われずに進められる職場で、私は5年を超えて働けています。


一人になれない場所だと、電話がきつかった

5人の保険代理店では、テレアポを社長のそばでかけていて、聞かれていると思うときつかったので、社長がいないときに集中して電話をかけていました。営業企画の職場も、本部の機能が集まった50人ほどのワンフロアで、電話は人の多い場所でかけるしかない環境でした。

保険会社の直販営業のときは会議室にこもって、今の職場では自宅や席を外して、電話は一人でかけています。一人になれる時間や場所があるかどうかで、私の疲れ方は違いました。


3つのポイントのほかにも、負担になることはある

ただ、3つのポイントだけで、職場の向き不向きがすべて決まるわけではありません。

5人の代理店は、社長といることですり減った

5人の保険代理店は、仕事のやり方を細かく指示されることがほとんどなく、動き方も自由でしたが、それでも約2年で辞めています。社長と二人きりの時間が長く、社長から突然質問されることもありました。細かい指示は少なくても、社長と一緒にいるだけで、私の気持ちはすり減っていったのを覚えています。3つのポイントだけでは説明できない職場で、社長との相性については、こちらにまとめました。

給料の決まり方や、会社の段階でも負担は変わる

  • 給料の決まり方:保険会社の直販営業は、売上で給料が大きく変わる完全歩合制だった。営業の仕事は楽しかったが、安定して稼げる働き方を望んで、約2年で辞めた
  • 会社の段階:今の職場には立ち上げに近い時期から関わり、私の場合、立ち上げのころは数字のプレッシャーが大きかった

私は、給料が安定しているほうが仕事をしやすいと感じています。3つのポイントで気になることがなくても、それだけで楽に働けるわけではありません。


今の職場を見る3つのポイント

7つの職場を振り返ると、私がしんどいと感じた理由は、次の3つのポイントで多くを説明できました。

今の職場を見る3つのポイント。1.仕事のやり方を、どれくらい細かく言われるか。2.人に動いてもらわないと、成果が出ない仕事か。3.一人になれる時間や場所があるか

仕事のやり方を、どれくらい細かく言われるか

保険会社の直販営業や、入社したころの今の職場では、やり方を細かく言われることがほとんどありませんでした。やり方まで細かく言われない職場では、私は自分のペースで動けました。結果だけ報告すればいいのか、進め方まで指示されるのかは、職場によってかなり違います。

人に動いてもらわないと、成果が出ない仕事か

営業企画の仕事は、社内の人に動いてもらって、はじめて成果が出ました。お客さまと一対一で話す仕事とは違い、社内の何人もの営業担当に気を配ることになります。

社内の営業担当が前向きに受け取ってくれるのか、反発してくるのかが分からないまま、発信を続けていました。

人に動いてもらう仕事ほど、私は人の反応が気になります。

一人になれる時間や場所があるか

社長のそばや人の多いフロアで電話をかけていた職場では、私はきつさを感じました。在宅勤務の有無だけでなく、電話や集中したい作業を一人でできる場所があるかも見ておきたいところです。

1週間を振り返って、3つのポイントのどこでしんどさを感じたかを、今の職場に当てはめてみてください。

やり方を細かく言われる場面や、人に動いてもらう仕事、一人になれない環境でしんどさを感じているなら、今の職場は合っていないのかもしれません。すぐに辞めるかどうかは別として、今の職場で人との距離を取る方法や、苦手なことを伝える方法もあります。

辞めるかどうかで迷っているときは、辞めたい理由を3つに分けて考えた記事も書いています。


次の職場を選ぶときも、この3つを入社前に確かめておきたいところです。


入社前に、職場の様子を確かめる方法

この3つは、求人票には書かれていません。私が入社前に職場の様子を確かめたときは、次の方法を使いました。ただ、入社前にすべてが分かるわけではありません。

方法 私の場合
転職エージェントの担当者に聞く 不動産会社に入る前に聞いた。入社後の様子と大きな違いはなかった
面接で職場の雰囲気を聞く 入社先を決める役に立った
面接で社員と話す 話したことがある
口コミサイトを見る 見たことがある

転職エージェントの担当者に聞いた

不動産会社に入る前、私は転職エージェントの担当者に、次のことを聞きました。

  • 離職率は高いか
  • 体育会系の営業が多いか、落ち着いた人が多いか
  • 社内イベントは多いか

担当者からは、売ることが仕事ではないので、会社の方針としてトップ営業マンの中途入社は必要ないと考えている、と聞きました。数字で競わせる社風ではなさそうなうえ、お客さまの相談に乗る仕事だと分かり、求める人物像を正直に話してくれたことにも安心して、私に合いそうだと感じたのを覚えています。入社してみると、雰囲気も含めて、担当者から聞いていた内容と実際の様子に大きな違いはありませんでした。

自分では聞きにくい職場の様子を、担当者を通して確かめられるのは、転職エージェントを使ういいところだと思います。私が実際に使ったサービスと、タイプ別の選び方は、こちらにまとめました。

面接や口コミサイトでも確かめた

面接では「職場の雰囲気はどのような感じでしょうか?」と聞き、その答えも入社先を決める役に立ちました。面接で社員と話したり、口コミサイトを見たりしたこともあります。

今の職場では、ほかにも内定があって迷っている人に、社員と話すオファー面談を組むことがあります。社員と話すと、雰囲気をつかめることもあるでしょう。ただ、仕事で何を大事にしたいのか整理できていないと、面談で何を聞けばいいのか迷うかもしれません。自分が何に疲れやすいかを先に整理したい方は、HSPに合う働き方とは?も参考にしてください。

入社前の確かめ方に関わる話は、ほかの記事にも書きました。

入ってみないと分からないこともある

事前に確かめても、職場は入ったあとで変わることがあります。今の職場も、私が入ったころは一人で自由に動けていました。チームの形になるにつれて、やることがはっきりし、報告も決まった形になってきています。

細かく管理されているわけではないものの、入社したころと比べると、やることや報告の決まりごとは増えてきました。入社前の確認は大切ですが、それだけですべてが分かるわけではありません。そう思っておくと、入社後に職場の様子が変わっても、慌てずに済みます。


まとめ

  • 続く職場と続かない職場では、「やり方を細かく言われるか」「人に動いてもらう仕事か」「一人になれる時間や場所があるか」の3つに違いがあった
  • 営業企画の職場は、社内の人に動いてもらわないと成果が出ず、約4か月で辞めた
  • 長く続いた不動産会社では過度な詮索がなく、今の職場では営業を任せてもらえた
  • 社長のそばや人の多いフロアで電話をかけるのは、きつかった
  • 5人の代理店は、社長と一緒にいることですり減った(3つのポイントだけでは説明できない)
  • 給料の決まり方や、会社が立ち上げのころかどうかでも、負担は変わる
  • 今の職場は「やり方への細かい指示」「人に動いてもらう仕事か」「一人になれる時間や場所」の3つで見る
  • 入社前は、エージェントの担当者に離職率や社風を聞き、面接でも雰囲気を確かめた

今の職場がしんどいときは、自分を責める前に、3つのポイントのどこで疲れているのかを見てみてください。当てはまるなら、次の職場では、入社前にそこを確かめておくと、同じしんどさを避けやすくなります。この記事が、次の職場を選ぶときのヒントになれば嬉しいです。

複数の転職エージェントを比べたい方は、全社を使った比較記事もあります。

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