
- デロンギ全自動コーヒーメーカー(マグニフィカS)を検討している!
- ただ、掃除や手入れって本当に楽なの?
- 金額が高いけど、コスパは良いの?
このような疑問にお答えします。
我が家では、奥さんの誕生日に思い切ってデロンギの全自動コーヒーメーカーを購入しました!
●デロンギ公式のアウトレットセールはこちら
●デロンギのお得な購入方法まとめ
購入してから約1か月間ほぼ毎日使用しており、その中で感じた
- 使い勝手(操作性)
- 日々の掃除(メンテナンス)
- コストパフォーマンス
についてまとめましたので、検討されている方はぜひ参考にしてください。
デロンギ全自動コーヒーメーカー(マグニフィカS)の使い勝手や味のまとめ
まずは、使い勝手という側面から3点お伝えします。
- 操作性
- 動作音
- 味

【操作性】基本操作については簡単
触れてみた感じはこのようなイメージです。
- 日々使う、基本操作については簡単
- 設定関係は説明書見ないと分からない
- ミルクフォームもそれなりに上手くできる
それぞれ紹介していきます。
基本操作は非常に簡単
① 電源ボタンを押す

② メニューボタンを押す

基本的には以上です。
メニューは、大きく分けると2つです。
- エスプレッソの抽出( 少量 or 多量 )or( 一杯分 or 二杯分 )
- カフェ・ジャポーネの抽出(豆を2回挽くので豆の消費量が多くなります)
【カフェ・ジャポーネとは】
エスプレッソの旨味とドリップのすっきりした後味を融合した日本限定の特別なレギュラーコーヒー機能。芳醇な香りと旨味を味わえます。
デロンギ公式サイト(https://barista.delonghi.co.jp/products/ecam23420sb.html)より引用
豆の量や挽き具合も、ノブを調整するだけなので簡単です。
①豆の量の調整

②豆の挽き具合の調整(※豆が挽かれているときに回す、1目盛ずつ回す必要があるなど注意が必要)

ただ、我が家はそこまでコーヒーへのこだわりがありません。
そのため、今のところタブは初期設定のまま1度もいじらず使用してきました。
●コーヒー粉で抽出!デロンギ全自動コーヒーメーカー(マグニフィカS)レビュー

設定関係は覚えにくいが、心配いらない
いわゆる初期設定のようなものです。
- 節電の設定
- オートオフ機能(電源が自動で切れる時間)設定
- 抽出温度の設定
難しいものではありませんが、普段使うことがない設定のため覚えにくく、変更するときは説明書が必須でしょう。
例)抽出温度の設定について

ただ、必要になれば都度説明書を見れば解決しますし、現状は初期設定の1回しか使用していないので覚える必要はありません。
ミルクフォームもそれなりに上手くできる
カフェラテやカプチーノなどを作るときに必要なのが、ミルクフォーム(泡立てたミルク)ですね。
全自動といっても、マグニフィカSは左側のフロッサーを使って自分で作る必要があります。

奥さんが好きなので、よく1人で泡立てているのを目にします。僕もたまに作りますが、最初はきれいにできるか心配でした。



意外と、参考程度に動画を見て、そのとおりにやればそれなりにきれいに出来ますよ!
あまり変な失敗はないと思って大丈夫です。
上級者から見ればいろいろと意見があるかもしれませんが、初心者が作る分には十分楽しめます。
参考までに奥さんの意見として
- 『これは、ほぼス〇バ!』
- 『店で飲むようなラテ!』
- 『ミルクがすごいフワフワ!』
と本当に感激していました。
ちゃっかり、キャラメルソースを購入してキャラメルラテ作りを楽しんでいます。

【動作音について】神経質な人は気になるかも
動作音については正直、静かではないです。
我が家ではリビングに設置していますが、特に豆を粉砕するとき(グラインド時)テレビの音はかき消されます。
イメージではドライヤーくらいの感じでしょうか。
抽出時もそれなりに音がしますので、神経質な方は気になるかもしれません。
ただ、豆の粉砕は数秒(5秒くらい?)なうえ、時間もトータル1分前後と短いので、慣れればそこまで気にならずに使用できています。
【味について】文句なしに美味しい
味は、素人の僕でも分かるくらい美味しいです。

今まで適当に淹れていたコーヒーは何だったんだ、というくらいの風味が広がります。
ちなみに、画像は僕がいつも飲んでいる『カフェ・ジャポーネ』です。
クレマもきちんとあって、見るからに美味しそうじゃないですか?
正直、カフェと比較しても遜色ないレベルといっても間違いない気がします。


また、氷をたっぷり入れたグラスに注げば、アイスコーヒーも簡単に完成です。
●デロンギのコーヒーメーカー(マグニフィカS)でおすすめのアイスコーヒーの作り方!

掃除やお手入れは意外とラク!デロンギ全自動コーヒーメーカー(マグニフィカS)
つぎに、気になる掃除やお手入れについて解説します。
前提として、我が家がコーヒーを飲む量は家族2人で平均4~6杯/日くらいです。
掃除のペースを大きく分けると3タイプあります。
- 日々の掃除(お手入れ)
- 月1回の掃除(お手入れ)
- 年1回の掃除(お手入れ)
1つずつ見ていきましょう。
日々の掃除(お手入れ)は基本的に1日使ったら水洗い
基本的には、1日終わった段階で掃除します。
①コーヒーカス受けの掃除

コーヒーのカスは、溜まったらランプが点灯がします。
1日使うと、それなりに溜まってくる認識で大丈夫です。
調べてみると、カス受けに袋をかぶせて汚さずに使用できる方法もあるようなので、気になる方は試しても良いでしょう。
②タンクへの給水と掃除

お水が無くなるとランプが点灯し、給水のタイミングを知らせてくれます。
給水タンクは最大1.8リットル入るのですが、意外と消費が早いので1日に1回は入れ替えが必要です。(カフェ・ジャポーネを多く飲んでいるので、より消費が早いのかもしれません)
少し驚いたのが、給水タンクに結構水が残ってても給水ランプが点灯しました。
それを見てからは1/3くらいになったら、早め早めに水を入れ替えるようにしています。
③下部トレイの掃除

このトレイにも、水が溜まります。
1日使っても、あふれるほど溜まらないため、1日終わった段階でお水を捨てて水洗いすれば問題ありません。
基本的には、これらを1日の最後に水洗いするだけです。(食洗器はNGです)

とはいえ、正直なところ毎日きちんと洗っていないのが実態です。
- 溜まったらカスや水を捨てる
- 軽く水洗い
- 3日くらい経ったらきちんと洗う
このような感じですが、差し引いてもお手入れはラクと言えます。
その他の掃除
その他、補足で2点お伝えしますので覚えておきましょう。
内部洗浄は自動で行ってくれる
電源を入れるタイミング・切れるタイミング(オートオフ機能)それぞれで自動洗浄してくれます。
そのタイミングで注ぎ口からお湯が出てくるので、受け皿(カップ)を置いておく方が良いです。

我が家では、100均で購入したステンレスのカップをとりあえず置いています。
フロッサー・スチームノズルの掃除(使用後)
ミルクフォームを作った後は、フロッサーとスチームノズルの掃除が必要です。


簡単に取り外せるので、基本的には水洗いのみで問題ありません。
もし、細かい汚れがあれば爪楊枝などを使って落とします。
月1回の掃除(お手入れ)
つぎに、月に1回ほど掃除が必要な場所を紹介します。
抽出ユニットの掃除
給水ポッドの裏に抽出ユニットの扉が見えます。指で引っ掛けると簡単に開けられる扉です。

開けると抽出ユニットが入っているので、赤い部分を指で押さえながら手前に引きます。

このユニットを取り出して水洗い(洗剤や食洗器はNG)すれば終了です。

これだけなので非常に簡単ですね!
豆ホッパーを拭く
豆ホッパー(コーヒー豆を入れるところ)も、コーヒー豆の油分で汚れてくるので、月1回ほど乾いた布で拭くよう推奨されています。
汚れでコーヒー豆が流れにくくなると説明されましたが、実際1か月使ってみて、今のところ大きな支障はありませんでした。

コーヒーメーカー内部の粉を拭く
コーヒーカスのトレイを出すと、内部が見えます。

ここにも、コーヒーの粉が貯まってくるので月1回程度は拭いて掃除したほうが良いです。
掃除してみると、結構な量の粉が出てきました。
年1回の掃除(お手入れ)
最後に、年に1回程度のペースで必要なお手入れがあるので紹介します。
石灰の除去
使用していると水の石灰質が徐々に固まってきて内部に付着してくるため、除去作業が必要です。
必要なタイミングはランプが点灯してお知らせしてくれます。
我が家では購入してまだ1か月ほどなので、石灰除去はしていませんが30分ほどで完了するようです。
石灰剤はデロンギ・マグニフィカS購入すると1袋ついてきます。2回目以降の分は購入していきましょう。

●石灰除去の作業レビュー

掃除やお手入れまとめ
一通り見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
掃除やお手入れについては、厳密に毎日行っているわけでもなく必要なタイミングでやっている程度なので、そこまでストレスも感じておりません。
自分でドリップコーヒー作るにしても、それなりに作る時間はかかりますし、洗い物も出ますからね。
飲む都度コーヒー豆や水を補充しないで、ボタン1つで完了する手軽さのほうが、明らかに勝っているのが現状です。
コストパフォーマンスについて・デロンギ全自動コーヒーメーカー(マグニフィカS)
コスパは「値段がいくらのコーヒー豆を使うか」によって大きく異なるため、我が家のケースで考えてみます。
詳細は後述しますが、ここ1か月間1.13キロで2,200円の比較的安価なコーヒー豆を使ってきました。
そのコーヒー豆を基準として考えてみると、このようになります。
今まで:1杯あたり約30円ほど
これから:1杯あたり約15円~25円ほどにしていきたい
●デロンギのコスパについての詳細記事はこちら
カフェ・ジャポーネで使うコーヒー豆は普通の2倍
1ヶ月使ったうえで思ったのは『思ったより豆の消費量エグイ!』ということです。
1番最初は、デロンギから購入時に頂いたコーヒー豆(250g)を使ったのですが1袋が1週間でなくなってしまいました。

ただ、これが一般的に消費量が多いのか少ないのか、全くわかりません。
何しろ、今まで1杯分くらいの豆で1Lくらいのお湯でドリップした『コーヒー風味飲料』を飲んでいたんですから。
250gのコーヒー豆もおそらく2か月ほど使っていたのではないでしょうか。
その後、これでは足りないため、大容量のコーヒー豆が必要だ!となり、こちらの商品を購入しました。


1袋1.13キロで約2,200円/袋ほどです。
※価格は2021年3月時点です。コーヒー豆の価格高騰で値上がりしております。
この量をぴったり1か月で使い切りました。
想定よりもコーヒー豆の消費が早い理由としては、カフェ・ジャポーネです。
こちらは1杯作るのにコーヒー2回挽くため倍の量を使うことになります。
『2回挽くため、1回に使用するコーヒー豆は少ない量だろうと勘違いしていました』
今更ながら、説明書をきちんと見てみましょう。

赤枠のところ、初期設定値が何グラムかはわかりませんが、このように記載されています。
要するに、こういうことですね。
最小値の比較:1杯だと6g使うけど、カフェジャポーネの場合は2回挽くから12g使う
最大値の比較:1杯だと10g使うけど、カフェジャポーネの場合は2回挽くから20g使う
つまり、単純計算で2倍のコーヒー豆を使うと明記されています。
また1杯抽出の場合、抽出量の「少ない(約40ml)」「多い(約120ml)」を選べますが、1杯に使う豆の量は変わらないことが分かりました。(※抽出量は初期設定値の場合)
コーヒー1杯当たりの単価について考えてみる
ここでコーヒー1杯あたりいくらになるか、きちんと計算してみました。
※コーヒー豆の金額と、1杯あたりの分かりやすい単価比較を下部に記載しています。
- カフェ・ジャポーネで使うコーヒー豆を15g(初期設定値の推測)とする
- コーヒー豆は1袋1.13キロ、2,200円とする(実際使ったコーヒー豆)
コーヒー豆1袋(1.13キロ)÷カフェジャポーネ1杯に使う量(15g)=75杯作れる
コーヒー豆1袋(2.200円)÷75杯=29.3円(カフェジャポーネ1杯の値段)
- およそ1杯30円くらい
- 1日2~3杯飲んでいた⇒1日60円~100円程度コーヒーを飲んでいた計算
まぁコンビニのコーヒー(100円)も良く飲んでいましたし、カフェに行けば4~500円は普通にかかることを思えば圧倒的に安いです。
ただ、これがデロンギから頂いたような、それなりのコーヒー豆を使うとするとやはり単価が変わります。




ムセッティ・パラディッソという種類だと250gで1,700円弱です。(コーヒーの中では決して高いわけではないのかもしれませんが)
カフェジャポーネ1杯あたりで計算すると、約100円となります。
カフェで飲むに比べたら非常に安価なのは確かです。
ですが、1日に何杯も飲むことを考えると少しコスト高と言えるでしょう。
コーヒー豆の単価と、豆の使用量によっての1杯あたりの金額をまとめてみました。

ここから、今後の方針を考えてみました。
- コーヒー豆は今のままで十分(そこまで詳しくない)
- 基本は1杯抽出(抽出量が多)で飲む:1杯15円くらい想定
- カフェ・ジャポーネを飲む場合は少し豆の量を少なめにしてみる:1杯25円くらい想定
当然、美味しく飲むことが一番大切ですから味とのバランスを考えながら、今後は豆の種類や量なども調整して好みの飲みかたを探していきます。
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●≪購入6ヶ月後レビュー≫コスパの良いおすすめコーヒー豆について紹介!

コストパフォーマンスはかなり良い
デロンギのコーヒーメーカー(マグニフィカS)を1ヶ月使用した経験から感じたコスパをまとめると、このような感覚です。
★毎日コーヒーを飲む量が変わらない人の場合⇒圧倒的にお得(1~2年でマシン台ペイ)
★コーヒーを飲む量が増えた場合⇒コーヒーに掛かる費用は大きく変わらないがQOLが向上する
まず、普段からコーヒーを2~3杯飲むような人なら、1杯の単価が下がるので間違いなくコスパは良いでしょう。
マグニフィカSの価格もそれなりにしますが、1~2年ほどでペイするはずです。
ポイントは後者のパターンです。これは我が家に当てはまります。
- 1日1杯ほど(家やコンビニで買ったコーヒーを飲む)
- 週に1~2回ほどカフェに行く
この生活がつぎのように変わりました。
- 毎日2~3杯ほど自宅でコーヒーを飲む
- カフェにほとんど行かなくなる。(お菓子などを持ち帰り購入して自宅カフェをする)
コーヒーにかける費用という視点だけで見ると、今までと大きな変化は結果的にないかもしれません。
ただ、間違いなく購入して良かったと言えます。
理由としては、QOL(生活の質)の向上です。
- コーヒー飲みたいときに、面倒で我慢していたのがストレスなく飲める
- 飲むコーヒーが純粋に美味しくて大満足
- 日々の生活でコーヒータイムが楽しみになった
- おうち時間が充実した
- 部屋にコーヒーのいい香りが漂う
このような点が明らかに変わりました。
余談ですが、QOL向上で言うとデロンギ公式のミルクジャグとグラスがとてもおしゃれで素敵です。
●デロンギの公式コーヒーアクセサリーレビュー



購入の際、販売員のお兄さんにサービスでつけていただいたものですが、本当に感謝です。
これも生活の質を高める大切な1つのアイテムとなっています。
まとめ:【掃除方法を解説】デロンギ全自動コーヒーメーカー(マグニフィカS)1か月使用レビュー・口コミ
これが1か月デロンギの全自動コーヒーメーカー(マグニフィカS)の使用した感想です。
いかがでしたでしょうか。
コーヒー好きで家でも楽しみたい方はもちろん、また普段そこまで飲まないけど生活の質を向上させたい!というような人もおすすめです。

●デロンギのお得な購入方法まとめ
またしばらく使っていった中でレビューを挙げていきますね。
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