このような疑問にお答えします!

- マグニフィカSの型番がいくつもあって、違いがわからない
- ECAM23120とECAM22112のどちらを買うか迷っている
- 実際に長く使った人の感想も知りたい
我が家では奥さんの誕生日に、デロンギの全自動コーヒーマシン「マグニフィカS(ECAM23120)」を購入しました(2021年1月)。それから約5年半、ほぼ毎日使っています。

スタンダードで使ってきた機能を振り返ると、我が家はエントリーモデル(ECAM22112)でも十分足りる使い方だったと思っています。
この記事のポイント
– 2機種の違いは、抽出ボタン・量の登録・ミルクのつまみの3つ
– ルンゴを別のボタンで使い分けたい、ミルクをつまみで切り替えたいなら、スタンダードモデル
– どちらも要らなければ、エントリーモデルで足りる
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ECAM23120とECAM22112の違いは3つ
この記事では、ECAM23120をスタンダードモデル、ECAM22112をエントリーモデルと呼びます。型番だけだと、どちらがスタンダードでどちらがエントリーか、混乱しやすいからです。

| 項目 | スタンダード(ECAM23120) | エントリー(ECAM22112) |
|---|---|---|
| 抽出ボタン | エスプレッソ1杯・2杯/ルンゴ1杯・2杯/カフェ・ジャポーネ1杯 | エスプレッソ1杯・2杯/カフェ・ジャポーネ1杯・2杯 |
| 量を登録できるボタン | 5つすべて | エスプレッソ1杯・2杯だけ |
| カフェ・ジャポーネの量 | 初期設定 約180mL(120〜250mLで変更可) | 約120mL(変更不可) |
| ミルクのつまみ | あり(泡立てと温めを切り替え) | なし |
※エントリーモデルの価格は、デロンギ公式オンラインストアで69,800円(税込・2026年9月27日時点)です。
いちばん大きな違いは、ルンゴ(量の多いエスプレッソ)のボタンがあるかどうかです。数字は、デロンギ公式の取扱説明書で確認しました。
- 【スタンダード】ECAM23120 取扱説明書(デロンギ公式)
- 【エントリー】ECAM22112 取扱説明書(デロンギ公式)
マグニフィカSは、型番で機能が違う
マグニフィカSには、いくつかの型番があります。これまでに発売された型番の例は、次の5つです。
| 型番 | 名前 | 特徴 |
|---|---|---|
| ECAM23260SBN | マグニフィカS カプチーノ スマート | ミルクの泡立てから注ぎまで自動 |
| ECAM23420SB | マグニフィカS スペリオレ | 液晶画面つき |
| ECAM25023SB | マグニフィカS スマート | スペシャルティコーヒーの抽出 |
| ECAM23120 | マグニフィカS(スタンダード) | この記事で比べる機種・我が家の機種 |
| ECAM22112 | マグニフィカS(エントリー) | この記事で比べる機種 |
スタンダードモデルとエントリーモデルを店頭や通販で見かけたときは、この記事の違いと価格差を見比べて選んでみてください。
上位3モデルの特徴
①マグニフィカS カプチーノ スマート
ミルクの泡立てから注ぎまで自動で行う、自動カプチーノ機能がついています。
②マグニフィカS スペリオレ
液晶画面を搭載しています。
③マグニフィカS スマート
すっきりした味わいのスペシャルティコーヒーが抽出できます。
スタンダードとエントリーの2機種は、違いがわかりにくい
デロンギの全自動コーヒーマシンを初めて検討する方は、価格面でも買いやすいこの2機種から考えることが多いでしょう。
④マグニフィカS(スタンダードモデル)ECAM23120
⑤マグニフィカS(エントリーモデル)ECAM22112
抽出ボタン・量の登録・ミルク、3つの違いの詳細
抽出ボタンは、ルンゴがあるかどうかが違う
先に、3つの抽出方法を頭に入れておくと、この後の説明がわかりやすいです。
- 【エスプレッソ】通常のエスプレッソ
- 【ルンゴ】湯量が多いエスプレッソ(スタンダードの説明書では「1杯抽出[多]」ボタン)
- 【カフェ・ジャポーネ】ハンドドリップ風のコーヒー。豆を2回挽く
カフェ・ジャポーネ:コーヒーをハンドドリップのように蒸らしながら間欠抽出します。(デロンギ ECAM22112 取扱説明書)
スタンダードモデル(ECAM23120)は5つのボタン
- 【エスプレッソ】1杯・2杯
- 【ルンゴ】1杯・2杯
- 【カフェ・ジャポーネ】1杯


エントリーモデル(ECAM22112)は4つのボタン
- 【エスプレッソ】1杯・2杯
- 【カフェ・ジャポーネ】1杯・2杯
エントリーモデルには、ルンゴのボタンがありません。その代わり、カフェ・ジャポーネを2杯分続けて抽出できます。

量を登録できるボタンの数が違う
どちらの機種も、ボタンに好みの抽出量を登録できます。ただし、登録できるボタンの数は機種によって異なり、スタンダードは5つ、エントリーは2つです。
| ボタン | スタンダード(初期設定/登録できる範囲) | エントリー(初期設定/登録できる範囲) |
|---|---|---|
| エスプレッソ1杯 | 約40mL/20〜180mL | 約30mL/約20〜180mL |
| エスプレッソ2杯 | 約80mL/40〜360mL | 約60mL/約40〜360mL |
| ルンゴ1杯 | 約120mL/20〜180mL | ボタンなし |
| ルンゴ2杯 | 約240mL/40〜360mL | ボタンなし |
| カフェ・ジャポーネ1杯 | 約180mL/120〜250mL | 約120mL(変更不可) |
| カフェ・ジャポーネ2杯 | ボタンなし | 約240mL(変更不可) |
出典:デロンギ公式の取扱説明書(ECAM23120=10ページ「抽出量の選びかた」/ECAM22112=41ページ「仕様」)
エスプレッソの初期設定も、スタンダードは約40mL、エントリーは約30mLと機種で違います。

スタンダードモデルなら、ボタンごとに量を分けて登録できます。
- 【カップで飲む用】エスプレッソやカフェ・ジャポーネのボタン
- 【持ち運びの水筒用】ルンゴのボタンを水筒の量に合わせる
一方、エントリーモデルはカフェ・ジャポーネの量が約120mLで固定されています。量を変えたい方は、ここを確認しておきましょう。登録のやり方は、こちらの記事で紹介しています。
エントリーには、ルンゴのボタンがない
エントリーモデルで量の多いコーヒーを飲むなら、エスプレッソ1杯ボタン(約20〜180mL)に量を登録するか、抽出後に長押しで量を足すことになります。
抽出が止まった後に量を足す操作は、どちらの機種の取扱説明書にも載っていました。ただ、押すボタンの書き方は機種で少し違い、ECAM22112は「同じボタン」、ECAM23120は4つの抽出ボタンの「いずれか」と書かれています。
抽出終了後(ポンプの動作音が止まった後)、2秒以内に再度同じボタンを押すと、押している間コーヒーが抽出されます。ボタンを離すと抽出が止まります。(デロンギ ECAM22112 取扱説明書)
抽出終了後(ポンプの動作音が止まった後)、2秒以内に[4つの抽出ボタンの]いずれかを押してください。押している間は、コーヒーが抽出されます。ボタンを離すと抽出が止まります。(デロンギ ECAM23120 取扱説明書)
ボタン長押しで量を足すときの注意
ボタンを押している間だけ抽出が続くので、マシンの前でカップを見ながら待つ必要があります。毎回同じ量を飲むなら、ボタンに量を登録したほうがラクです。
スタンダードのカフェ・ジャポーネ2杯は、現実的ではない
スタンダードモデルのカフェ・ジャポーネは1杯ずつの抽出です。登録する量を240mLに変えれば2杯分は作れますが、飲むたびに登録を変えるのは手間がかかり、現実的とは言えません。
ミルクは、つまみで切り替えられるかどうかが違う
どちらの機種にもミルクフロッサーがあり、スチーム(蒸気)で牛乳を泡立てたり、温めたりします。
- 【カプチーノ】エスプレッソ+フォームミルク(泡立てた牛乳)
- 【カフェラテ】エスプレッソ+スチームミルク(泡のない、または少ない温めた牛乳)
違いは、スタンダードモデルには泡立てと温めを切り替えるつまみ(フロス調整つまみ)があることです。


エントリーモデルには、このつまみがありません。取扱説明書の「ミルクの泡立てかた」はカプチーノ用の泡の作り方で、カフェラテのレシピでは「ミルクフロッサーで牛乳を温める」と書かれています。
温めと泡立てを、つまみで切り替えたいかで選ぶ
カフェラテ用の温めとカプチーノ用の泡立てを、つまみで切り替えて作りたいならスタンダードモデルが向いています。1つのフロッサーで足りるなら、エントリーモデルでも困らないでしょう。
スタンダードを5年半使った、我が家の使い方
我が家は2021年1月に、店頭でスタンダードモデル(ECAM23120)を購入しました。私はあまり下調べをしないまま選んだので、エントリーモデルの存在をよく知りませんでした。
約5年半ほぼ毎日使ってきて、今は「エントリーモデルでも良かったかな」と思っています。
| 機能 | 我が家の使い方 | エントリーだと |
|---|---|---|
| カフェ・ジャポーネ | ホットコーヒー用。量は初期設定のまま(スタンダードは約180mL) | ある(量は約120mLで固定) |
| エスプレッソ2杯 | アイスコーヒー用 | ある |
| ルンゴ | 量が多いので、仕事中によく使う | ボタンはない(エスプレッソ1杯ボタンに量を登録するか、長押しで足す) |
| ボタン長押しで量を足す | ときどき | 同じ操作ができる |
| ミルクフロッサー(スチーム) | 奥さんが週1〜2回 | フロッサーはある(切り替えのつまみはない) |

ホットコーヒー(カフェジャポーネ)

アイスコーヒー(エスプレッソ2杯抽出)
ミルクメニューは、奥さんがときどき使う程度
私はミルクメニューがあまり好きではなく、ミルクフロッサーはときどき奥さんが使う程度です。

奥さんがスチームを使う回数は、週1〜2回ほどです。私自身がミルクメニューを飲まないので、ミルクまわりの機能は、我が家ではエントリーモデルでも足りると感じています。
ルンゴは、仕事中によく使う
ルンゴは量が多いので、仕事中によく飲んでいます。エントリーモデルにはルンゴのボタンがないので、エスプレッソ1杯ボタン(約20〜180mL)に量を登録するか、長押しで足すしかありません。
長押しで量を足す操作は、我が家のスタンダードモデルでもときどき使っています。
5年半、故障や修理は一度もない
約5年半ほぼ毎日使ってきて、故障・修理・部品交換は一度もありません。ほかの機種と比べたわけではありませんが、我が家のスタンダードモデルはいまも問題なく動いています。
デザインはエントリーのほうが好み
個人的には、スタンダードモデルよりエントリーモデルのデザインのほうが好みです。スタンダードモデルはクラシックで機械らしい雰囲気ですが、エントリーモデルは洗練されている印象があり、純粋に格好いいなと思っています。
いま選ぶなら、我が家はエントリー
5年半使ったいま選び直すなら、価格差が1〜2万円あれば、我が家はエントリーモデルを選びます。
ただ、決め手は価格より機能の違いです。次の2つの質問に1つでも「はい」があれば、スタンダードモデルが候補になります。

まとめ:ルンゴのボタンとミルクのつまみが要るかで選ぶ
スタンダード(ECAM23120)とエントリー(ECAM22112)の違いは、抽出ボタン・量の登録・ミルクのつまみの3つです。
スタンダードが合う人
- 【ルンゴ】普通のエスプレッソとルンゴを、別々のボタンで使い分けたい
- 【ミルク】カフェラテ用の温めとカプチーノ用の泡立てを、つまみで切り替えたい
- 【量】カフェ・ジャポーネの量を自分で決めたい
エントリーで足りる人
- 【ルンゴ】エスプレッソ1杯ボタンへの登録か、長押しで量を足せれば十分
- 【ミルク】1つのフロッサーで足りる
我が家はスタンダードを5年半使いましたが、機能を振り返ると、エントリーモデルでも十分足りる使い方だったと思っています。迷ったときは、ふだん飲むメニューを「我が家の使い方」の表に当てはめてみてください。どちらを選んでも、ボタン1つで挽きたてのコーヒーが飲める点は同じです。ぜひ、自分の使い方に合うモデルを選んでみてください。
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