【難しい交渉なし!】我が家が引越し料金を40%安くお得にできた方法!

ライフプラン
  • 引越しを予定しているが少しでも価格を抑えたい
  • 交渉とかは得意じゃないから簡単な方法を知りたい
  • 気を付けるべきポイントを知りたい

このような疑問にお答えします!

我が家は2023年3月に引越ししました。

世間的にも引越しシーズンど真ん中で「引越し業者が番忙しい時期=1番費用が高い時期」となってしまいました。

賃貸の更新が6月だったため、本当はギリギリの5月くらいにしたかったのですが、新居の都合上3月にせざるを得なかったというのが正直なところです。

しかし、その中でもやれることをやった結果、

  • 最大40%価格を抑えて
  • かつ業者さんにも恵まれ

大変満足いく引越しができました。

そこで今回は、実際に我が家でおこなった、誰にでもできる引越し料金を下げる方法を「実際の見積書付」でお伝えします。

引越し料金を下げる方法 とにかく比較して相見積もりをする

引越し料金を下げる単純かつ1番良い方法は「数社比較、相見積もりして競わせる」ことです。

結論、以上です。

引越し業者の比較は、一般的にも広く知れ渡っているため今更と思われるかもしれません。

しかし一番単純かつ効果が大きいです。

各社見積金額の比較

今回4社に来ていただきましたが、来ていただいた順番に見積金額を並べると次のようになりました。

  • 大手A社:220,000円
  • 大手B社:274,120円
  • 大手C社:180,950円
  • 地域密着D社:167,000円(依頼先)

最大40%の価格差があります。実際の見積書を紹介してますのでぜひ確認してみてください。

なお、A社は訳あって見積書面がなく、B社、C社、D社を紹介します。

引越し条件について
  • 依頼時期:3月下旬(候補日は平日の2日程)
  • 見積時期:約1ヶ月前(2月下旬)
  • 距離:約15km(東京→神奈川)
  • 人数:家族2人分

⚫︎大手B社 274,120円

⚫︎大手C社 180,950円

⚫︎地域密着D社 167,000円

引越し業社の見積金額に大きな金額差が生じた理由

各引越し業社が紹介する見積金額に大きな金額差が生じる基本的な理由は、

  • サービス範囲の違いや内容(梱包材の種類や保険種類)
  • 得意分野(法人向け・個人向け、長距離・近距離)の違い

などが様々な理由が挙げられますが、今回の我が家の引越しにおいては

  1. 所有トラックの種類や状況
  2. 引越し希望日

の影響が大きかったです。

つまり、仮にA社B社と比較した場合、A社が全体的に費用安く請け負えたとしても、引越し希望日においてはB社の方が安い、という状況の可能性があります。

そのため、1社にこだわるのではなく数社に見積もり依頼することが重要です。

所有トラックの種類や状況

各引越し業社がどのようなトラックを所有しているか、また引越し希望日のトラックの状況で金額が大きく変わります。

理由
  1. 引越し元住居前の道が狭かったため、トラックの種類が2トンショートしか入らない
  2. 2トンショートトラック1台では荷物が乗り切らないため、2台必要
参照:アート引越しセンター

各社の営業担当曰く次のように言っていました。

引越し業社見積金額営業のコメント
大手A社220,000円2トンショートトラックの空きが少なく、高くなってしまう
大手B社274,120円コメント特になく
大手C社180,950円トラックの空き状況から価格調整がある程度できる
地域密着D社167,000円2トンショートが基本のため、金額に影響ない

つまり引越し業社が「見積金額を上げなけれければいけない」「下げる余裕がある」かは引越し希望日のトラックの空き状況が大きく影響します。

引越し希望日

「3月と4月は引越し繁忙期で費用も高い」など、引越し月によって金額が大きく変わるのはご存知の方も多いです。

引用:引越し侍

実は月だけではなく、その月の中でも引越し日がいつかによっても大きく見積もり金額が変わります。

  • 我が家は3月第3週の平日に依頼
  • もし数日ずれて最終週になった場合、費用が1.5倍程度になっていたとのこと

なんとなく3月だから高い、と思っていましたが週によってこれだけの違いが生じることは初めて知りました。

引越し会社によっては、日毎にいつの引越しがお得なのか「引越しカレンダー」というものを作成されているので、ぜひ参考にしてみてください。

誰でもできる!引越し代を安くするには数社比較するだけ!

引越しの見積もり金額は、次の流れを行えば誰でも費用を極力抑えることができます。

  1. 引越し見積もりの一括サイトを活用し、複数社とコンタクトを取る
  2. 訪問見積もりに順番に来てもらい、見積もりを提示してもらう
  3. 提示の見積もりを次の業社に伝え、より良い条件提示が可能か、代案があるか確認する

少し面倒と感じる点もあるかもしれませんが、難しい作業はなく「やるか」「やらないか」なので費用を抑えたい方は必ず試してみましょう。

引越し業社の一括見積もりサイトを活用する

引越し業社に見積もりを依頼するには、1社1社問い合わせすることもできますが、それなりに面倒なので、一括見積もりサイトが手早くて簡単です。

僕は引越し侍を活用しました。

引越し侍は東証プライムに上場するエイチームの子会社(株式会社エイチームライフデザイン)が運営する大手の引越し見積もり一括比較サイトです。

  • 見積もり一括サイトの中で最大の350社以上の引越し業社と提携
  • 最大10社に一括見積りできる
  • 引越し侍を活用したユーザーの口コミ件数は80,000件以上

※データは2023年5月時点

引越し侍以外にも次のような一括比較サイトがあります。

⚫︎【引越しラクっとNAVI】

【メリット】

条件をお伝えするとサポートセンターの方が引越し業者をまとめて比較してくれるため、電話営業を受けたくない人におすすめ。

【デメリット】

提携引越し業者が62社(2020年6月29日現在)と少なく、サカイ引越しセンターやアリさんマークの引越し社など大手で提携していない会社もある。また自ら見積もり交渉ができない。

⚫︎【LIFULL引越し】

【メリット】

自分が見積もりをしたい業者を選択でき、ウォーターサーバーなど付帯サービスの希望外とすれば営業を受けずに済む。

【デメリット】

提携業者数は100社と引越し侍と比較すると少数。大手は満遍なく提携も地域密着の中小の業者を選択したい場合は少々不利。

訪問見積もりに順番に来てもらい見積もりを提示してもらう

訪問見積もりとは、その名の通り「引越し会社の営業担当者が自宅に訪問し、見積もりすること」です。

見積もり方法はその他「ネット見積もり」や「電話見積もり」、「リモートでの見積もり」もありますが、できれば訪問見積もりを依頼するのがベストです。

我が家は大手3社、地域密着の中小1社と訪問見積もりをお願いしました。

訪問見積もりのメリット

  1. 荷物の量を正確に測ってくれるので、引越し当日の想定外や見積額のギャップが起きにくい
  2. 家の前の道路や駐車スペース、搬入経路など周辺環境も目で見て確認してくれる
  3. 担当者と直接話ができ、見積もりの細かい内訳も確認できる

特に我が家のケースでは、家の前の道路が狭い、ということで入れるトラックが限られていました。

当然訪問見積もり以外でも、駐車スペースなどは地図などを使いながら引越し業者も確認します。

ただ、想定外のリスクを軽減するには、引越し業者の方が足を運び実際に目で見てくれること以上の安心感はないので、できる限り訪問見積もりで依頼することをお勧めします。

訪問見積もりのデメリット

  1. 営業担当者を自宅に招き入れることのストレス
  2. まとまった時間を作り対応する必要がある
  3. 直接営業担当者と会うため、契約の即決を求められやすい

自宅へ人を招き入れることに結構なストレスを感じる方も多いです。営業担当者は男性が多いので、特に単身の女性などは勇気が必要かもしれません。

また、営業担当者も基本的に契約を「決め」に訪問するので、その場で即決を求められます。

契約を迫られることへの対応は後ほど解説しますが、慣れていない方だと心理的負担が生じるかもしれません。

リモート(オンライン)見積もりも活用しよう

訪問見積もりは「できれば行ったほうが良い」ことなので、必ずしなければいけないことではありません。

以下のような場合は無理せずリモートでの見積もり対応などを行うと良いです。

  • 女性単身など、どうしても訪問見積もりに抵抗がある
  • 単身で運ぶ荷物が少ない

リモート(オンライン)見積もりとは、ZoomやLINEなどのオンラインツールを活用し、訪問なしで見積もりを依頼することです。

電話と違い、カメラを通じて目視で確認してくれるので、訪問見積もりに近い形で依頼することができます。

参照:アート引越しセンター

なお、リモート(オンライン)で見積もりができる引越し業者は数が限られているため、比較できる総数が減ってしまう点は考慮し、可能なら訪問見積もりと合わせてうまく活用すると良いです。

提示された見積もりを次の引越し業者に提示する

数社見積もりの段取りができ、無事に1社目の見積もりを取得したとします。

ここからは「次の引越し業者に提示された見積もり金額を伝えるだけ」です。

〇〇社は××円でこの条件でした!これより良い条件でご提示可能ですか?

と見積り書を見せて伝えてみましょう。

もし言葉で伝えるのが難しい場合は、見積り書面を見せるだけでも十分です。

見積金額を提示した場合、引越し業者の対応パターンは大きく3つに分けられます。

提示金額よりも安くできる

提示金額より低い見積もり額の提案を受けた場合、単純に金額が下がるので特に問題なければ最安値として預かりましょう。

そして、次の訪問業者に安くなった見積もり内容を提示します。

この時、次のような項目は引越し業者に確認が必要です。

  • サービス内容に抜けがないか(ダンボール回収や個数、家具の設置など)→条件
  • いつまでの回答なら同条件で可能か→期限
  • 仮に他の業者がより安い提示をしてきた場合、交渉の余地はあるか→可能性

提示金額以下の見積もりが難しい

金額だけでなく、その他の条件面でも劣る場合は、基本選択外として良いです。

場合によって、引越し業者が「一旦持ち帰ります」と回答する場合があるので、その時は再提示額を待ちます。

※どうしても指定の引越し業者に依頼したい場合は、金額以上の価値を感じているはずなので、選択するのは個人の自由です。

提示金額以下は難しいものの、代替案を提案

見積金額が若干高いものの、金額以外でより好条件を提示された場合は一旦提案を預かりましょう。

金額以外の好条件は、例えば以下のような項目です。

  • 引越し日や時間帯が希望通り
  • 付帯サービス(ダンボールの個数や回収、不要な家具の引き取り、家電の設置等)
  • 作業人員にバイトがいない(正規スタッフのみで対応してくれる)

この場合も以下の項目を確認することが重要です。

  • いつまでの回答なら同条件で可能か→期限
  • 一番優先したい項目はどこか→優先順位

金額が最も安価でなかったとしても、価格を上回る条件の方が理想なのであれば、もちろん一番良い条件として受け取って問題ありません。

全ての引越し業者の条件が出揃った段階で最終確認する

以上のことを繰り返し訪問見積もりを終えたら、一番良い条件の見積もりがあるはずです。

ここで決めてもいいですが、最後2番目によかったところに、より良い条件提示ができるか確認してみましてみましょう。場合によってはもう一踏ん張りしてくれる可能性もあります。

数社見積もりを見ると大方その時期やタイミングの相場感が見えてきます。

ここで思い切って「××円以下の提示なら即決します」と、少し強気な金額をこちらから伝えてみるのもやり方の1つです。

これらの流れを1巡するだけでも十分引越し金額は抑えることが可能です。

もちろん、より交渉することもできますが、価格にも限界があり、手間等を考えると数社比較させるだけでも十分な効果を発揮します。

何度も言うように、特に難しい交渉術は必要なく、「提示された金額を伝えるだけ」です。

気を付けるポイント

誰でも簡単に引越し費用を抑えることができますが、いくつか抑えておくポイントがあります。

訪問見積もりのスケジュールは1日か2日でまとめよう

実際に訪問日を調整する際、可能なら1日や2日で全ての業者に来てもらえるようまとめてお願いしたほうが良いです。

見積もり金額は、あくまで「本日時点の空き状況ならこの金額です」ということなので、1週間後には同じ金額で依頼できない可能性があります。

加えて、営業担当は「契約の有無問わず早く決断してほしい」という想いが少なからずあるので、「今日、遅くても明日にはどこかに決めます」と言い切ったほうが、時間をかけず最初から思い切った見積金額を提示してくれるかもしれません。

⚫︎我が家の訪問見積もりスケジュール

10:30-11:30 A社

12:30-13:00 B社とC社(C社が時間調整で早まったため、B社とバッティング)

15:00-16:00 D社

なお、見積もり業者の訪問がバッティングすること自体はよくあることで、引越し業者も慣れているため気にしなくて大丈夫です。

訪問で即決させられないための対応方法

特に訪問見積もりの場合、どこの営業担当者も決めに来ているので「即決」を求める可能性があります。

その対応方法として、最初に次のように伝えましょう。

今回全部で〇〇社に依頼しているので、全社のご提案を見てから決めさせていただきます。

いつのタイミングでも良いですが、訪問された最初に伝えておくと、営業担当もその前提で対応するのでより安心です。

なお、それでも即決を求められた場合は「最初にお伝えの通り、全社見てから回答させていただきます」と伝えれば問題ありません。

一括見積もりサイト登録後は営業電話の嵐

引越し侍のような一括見積もりサイトに登録すると、早ければ1−2分で各社から電話が来ます。

引越し業者は即断即決の世界でもあり、1番手が確立的にも有利になるので、とてもスピードが速いです。僕も1日の間で7社から電話が来ました。

あまり興味がないところに対応したくない場合は、次のようなやり方も手です。

  1. 着信は出ない
  2. 電話番号から会社を確認
  3. 興味関心のある会社のみに折り返す

営業電話が普通にかかってくることは前提で登録する必要があります。

まとめ 我が家が引越し業社を決めた理由

冒頭お伝えの通り、我が家に提示された見積もり金額は以下の通りです。

  • 大手A社:220,000円
  • 大手B社:274,120円
  • 大手C社:180,950円
  • 地域密着D社:167,000円(依頼先)

大手のC社にするか、名前の知らない最安のD社にするか最後まで悩みました。

その中でD社に依頼した決め手は次の項目です。

  • D社は不用品(家具)を1つ無料で引き取ってくれる
  • アルバイトがおらず、人員は全て社員で対応してくれる
  • 引越し侍のレビューでネガティブな評価がなかった
  • 引越し日がC社は第2候補日でD社は第1候補日で対応できた
  • C社の担当はタバコ臭く、D社は女性で物腰柔らかかった

特に今回のような、名前の知らない地域密着方の業者に依頼する際、レビュー評価は思った以上に貴重な情報源になりました。

結果的に、大変スムーズに何も問題なく、アフターフォローも申し分ない引越しが叶い大満足です。

最終的な決めては皆さん自身の価値観にもよりますが、まず前提で価格を抑えていきたい、と言う方は今回の流れを参考に進めてみてください。



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