私たち夫婦の不妊治療では、約13か月のあいだに、人工授精・採卵・胚移植などで民間の医療保険の手術給付金を13回分受け取りました。契約は妻のもので、以前、私が保険の仕事をしていた頃に提案した医療保険です。

- 体外受精や人工授精の手術給付金を、どう請求すればいいか知りたい方
- 診断書が必要か、ネットで請求できるかが気になっている方
- 治療のたびに請求するか、まとめて請求するか迷っている方
13回分の給付は、どれも診断書を使わず、領収書と診療明細書を出すネット請求で、請求を送ってから1〜2週間で入金されました。
この記事でわかること
- 体外受精や人工授精の手術給付金を、診断書なしで、領収書と診療明細書だけで請求できた流れ
- ネット請求で、入金までにかかった日数
- まとめて請求もできる中で、1回ずつ請求を選んだ理由
13回分の手術給付金は、診断書なしで請求できた
我が家の請求のしかたは、次の表のとおりです。
| 項目 | 我が家の場合 |
|---|---|
| 請求の方法 | ネット請求 |
| 出した書類 | 領収書と診療明細書(診断書は不要) |
| 請求の単位 | 基本は治療1回ずつ |
| 入金までの日数 | ネットで請求を送ってから1〜2週間 |
| 入力のやり直し・確認の連絡 | 今回の請求ではなかった |
13回分の給付は、人工授精・採卵・体外受精・胚移植などで、どれも入院のない日帰りの手術として給付されました。1回ごとの金額や13回分の内訳は、こちらの記事にまとめています。
手術の請求でも、診断書はいらなかった
我が家の契約では、手術の請求でも診断書を求められず、13回分とも領収書と診療明細書だけで請求が通りました。診断書は病院に頼むと費用がかかることが多く、何度も請求する不妊治療では、診断書が要るかどうかで負担が大きく変わると感じています。
診断書なしで請求できる条件は、保険会社ごとに決まっていて一律ではありません。生命保険文化センターの解説には、診断書を省ける条件の例として、次のようなものが載っています。
- 入院日数が一定の日数(30日以下・60日以下など)以内であること
- 退院していること
- 手術給付金を受け取る手術をしていないこと
- 領収証・診療明細書(コピー可)を添付すること
「手術をしていないこと」が条件に入っている例のように、手術の請求には診断書が要る会社もあります。我が家の結果が、どの保険でも同じとは限りません。
請求はネット請求で、入金まで1〜2週間だった
請求は、すべてネット請求です。基本は、治療を受けたらその回の領収書と診療明細書をもとに、ネットから請求していました。

入金は、ネットで請求を送ってから1〜2週間ほどでした。
ネット請求だと、入力のやり直しや保険会社からの確認の連絡がないか、心配になる方もいるかもしれません。今回の請求では、入力のやり直しも、保険会社からの確認の連絡もありませんでした。
我が家は基本1回ずつ請求した(まとめて請求もできた)
我が家では、基本は治療を受けるたびに、その回の分を請求していました。
我が家の保険会社では、何回分かをまとめて請求することもできました。
ネット請求は、毎回同じ質問に答える手間がある
ネット請求では、請求のたびに毎回同じ質問に答える手間がありました。不妊治療は短い間隔で何度も治療を受けるので、そのたびに請求すると、同じ質問に何度も答えることになります。
まとめて請求すれば、同じ質問に答える回数は減らせます。それでも我が家は、1回ずつの請求を続けました。
1回ずつ請求にした3つの理由
手間があっても1回ずつ請求を続けた理由は、次の3つです。
- 【忘れない】治療を受けるたびに出せば、請求のし忘れが起きにくい
- 【管理しやすい】1回ずつ出すので、どの治療を請求済みか把握しやすい
- 【早く受け取りやすい】その都度出すので、給付金も早く受け取りやすい
1回ずつ出すか、まとめて出すかは、どちらが正しいというものではありません。請求の回数を減らしたいならまとめて、忘れたくないなら1回ずつ、と手間のかけ方で選んでよいと思います。
請求の前に確認しておきたいこと
必要な書類や手続きは、契約や保険会社で変わります。ここからは我が家の体験ではなく、一般的な注意として、請求の前に確認しておきたい点をまとめました。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 手術の請求に診断書が必要か | 診断書なしで請求できる会社と、手術の請求には診断書が要る会社がある |
| ネットで請求できるか | 何度も請求するので、手続きのしやすさで負担が変わる |
| まとめて請求できるか | 1回ずつか、まとめて出すかを選べるかは会社の手続きしだい |
| その治療が手術給付金の対象か | 自由診療で受けた治療は対象外とする会社がある。契約の時期・商品でも違う |
| 同じ日に複数の手術を受けたとき、何回分の給付が出るか | 同じ日に複数の手術を受けても、給付は1回分とする会社がある |
| 請求の期限 | 期限を過ぎると請求できなくなることがある。過去の分を請求するときは先に確かめたい |
請求の期限は、たとえば東京海上日動あんしん生命のよくある質問では、手術などを受けて給付金を請求できるようになった日の翌日から3年以内と案内されています。
※ここで紹介した保険会社の情報は、2026年10月時点のものです。商品や扱いは変わることがあるので、最新の内容は各社の公式サイトで確かめてください。
まずは保険証券と約款、または保険会社の窓口で、診断書が要るか、ネットで請求できるか、どの手術が対象になるかを確かめておくと、最初の請求から迷わずに済みます。
この記事では、請求の手順だけを書きました。待機期間や給付の倍率、先進医療特約など、治療前に医療保険で確認しておきたい7つのポイントは、次の記事にまとめています。
まとめ:診断書なしで、基本1回ずつネット請求した
- 【書類】13回分とも診断書なし、領収書と診療明細書で請求できた(会社によっては手術に診断書が要る)
- 【方法】ネット請求で、ネットで請求を送ってから入金まで1〜2週間。今回の請求では、入力のやり直しや確認の連絡はなかった
- 【単位】まとめて請求もできたが、請求を忘れない・管理しやすい・早く受け取りやすいので、基本1回ずつ請求した
- 【手間】請求のたびに、毎回同じ質問に答える手間はあった
不妊治療は通院も手続きも続くので、請求の手間が少しでも軽くなれば、治療に集中しやすくなると思います。同じように治療を続ける方の参考になればうれしいです。



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