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HSPの職場の人間関係がしんどい理由と、私の距離の取り方

FAQ・悩み相談
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職場では、飲み会に身構え、雑談では場の空気ばかりが気になって、仕事の中身よりも人との距離感に神経をすり減らしていました。

  • 職場の人間関係に、人一倍疲れてしまうHSPの方
  • 雑談や飲み会の誘いに、どう対応すればいいか迷っている方
  • 「距離を置きたい」と感じる自分を、冷たい人間だと責めてしまう方

かつての私が、まさにそうでした。HSP気質で6回転職してきて、「なぜ自分は、人によってこんなに疲れ方が違うのか」と、長いあいだ不思議に思っていました。

いま振り返ると、消耗の理由ははっきりしていて、距離の取り方にもコツがありました。


なぜHSPは職場の人間関係でこれほど消耗するのか

これは気質によるもので、人付き合いが苦手とか、性格が悪いという話ではありません。

相手の空気まで、同時に処理している

HSPの方は、相手の表情や声のトーン、場の空気まで、人一倍細かく受け取りやすい気質です。雑談ひとつでも、話の内容だけでなく「今この人はどう感じているか」「自分はどう見られているか」まで同時に処理してしまいます。

だから、同じ時間を過ごしても、まわりより多くのエネルギーを使います。「なぜ自分は気楽に人と関われないのか」と長く疑問でしたが、人一倍多くの情報を受け取っているから消耗しやすいだけだったと、HSPを知ってようやく腑に落ちました。

とくに”読めない相手”に、気を張る

どんな人といても等しく疲れるわけではありません。私の場合、何を考えているのか読み取れない相手に、いちばん気を張ってしまいます。とくにその相手が上司やメンターだと、距離を取りづらく、逃げ場のなさを感じたものです。

表情や反応から手がかりがつかめないと、「機嫌を損ねていないか」「どう思われているか」と、見えない部分を想像で埋めようとして消耗します。逆に、気心の知れた相手なら、あまり気を使わずに関われるので、ずいぶん楽です。つまり私にとって人間関係は、合う・合わないがはっきり分かれます。


私が実践している3つの距離の取り方

消耗をゼロにはできません。それでも、意識的に距離を取ることで、職場での疲れ方はずいぶん変わりました。

① 気が乗らない飲み会は断る

大人数の飲み会や、なんとなくテンションが合わない集まりには、無理に参加しません。全部行っていた頃は、その場の空気に合わせるだけでぐったりしていました。今は「今回は遠慮します」と、理由を並べすぎずに伝えます。

※これができる理由は、古株の立場だけでなく、飲み会が少なく年齢層も高い職場の環境にもあると感じています。若手のころの職場ではなかなか断れませんでしたが、約4年働いた不動産会社では、営業の人たちに誘われても断っていました。営業の人たちが比較的若く、私は年上のほうだったので、ノリが少し違うということで断れていた面もあります。「立場や職場の環境が許すなら、断る選択肢を持っておく」くらいに受け取ってください。

職場で苦手なことをどう伝えてきたか、HSPだと話す相手をどう決めているかは、HSPは職場に伝えるべき?「HSP」と言わなくても、苦手なことは伝えられるに書きました。

② 雑談・愚痴に深入りしない

休憩室や飲み会での雑談、とくに誰かへの愚痴には、あえて深入りしないようにしています。相槌は打っても、自分から話を広げたり、評価に加担したりはしません。

愚痴の場に一緒にいるだけでも、HSPの方は相手の感情を拾いすぎて疲れてしまいがちです。その場のノリで悪口に同調すると、あとで嫌な後味が残ることも経験上わかっています。聞き役に回っても、深くは入り込みません。このひと呼吸の距離感が、私には合っています。

③ プライベートを深く話さない

職場の人には、プライベートな事情を深くは話しません。世間話はしますが、込み入った家庭の事情や本音の悩みまでは共有しないようにしています。

これは人を信用していないからではなく、職場で開示する情報の量を、自分で調整しているという感覚に近いです。話す量を絞ると、あとで「言わなければよかった」と気に病むことも、必要以上に詮索されることも減ります。


距離を工夫しても、しんどさが続くなら

3つの距離の取り方を続けても毎日しんどいなら、それだけでは解決しない、環境そのものの問題かもしれません。

刺激の多い職場や、常に誰かの機嫌をうかがう環境では、どれだけ距離を工夫しても消耗が追いつかないことがあります。私自身、環境を変えたことで、同じ距離の取り方でも疲れ方がまるで違いました。

仕事そのものより人間関係で疲れ果てている方は、まず消耗の全体像を整理してみてください。

→ 参考:HSPが仕事で疲れ果てるのはなぜ?6回転職した私が気づいた疲れの正体と向き合い方

「続けるべきか、環境を変えるべきか」で迷う場合は、こちらも参考にしてみてください。

→ 参考:HSPで仕事が続かないのは弱さじゃない|6回転職した私の結論

職場を変えることも視野に入れるなら、HSPに向いている転職・仕事探し完全ガイドに転職の進め方をまとめています。

環境を変えたいと感じたら、HSPの気質を理解して求人を紹介してくれる転職エージェントに相談すると、人間関係の負担が少ない職場も一緒に探してもらえます。

→ 参考:HSPに理解のある転職エージェントの選び方


まとめ

  • 人間関係で消耗しやすいのは気質によるもので、性格の問題ではない
  • とくに”読めない相手”に気を張る(合う・合わないがはっきりしている)
  • 気が乗らない飲み会は断る(ただし立場や職場の環境による面もある)
  • 雑談・愚痴には深入りしない/プライベートは深く話しすぎない
  • それでもしんどいなら、距離の取り方でなく環境そのものを見直す

人との距離感で疲れやすい場面を確かめたいときは、ミイダスのコンピテンシー診断を使う方法もあります。私が受けたときは、付き合いの多い職場にストレスを感じやすいと出ていて、大人数の飲み会に全部行ってぐったりしていた頃と重なりました。一人で取り組む仕事が得意という結果も含めて、自分の感覚と合っていたので自信になったのを覚えています。

在職中でも、非公開企業設定をすれば、今の会社から自分の情報が見えないようにできます。設定の手順は、私がミイダスを試した記事にまとめました。

人との距離を取ることは、冷たさではなく、自分を守るための工夫です。無理に馴染もうとせず、自分に合った距離感を、少しずつ探してみてください。




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この記事を書いた人
ぴよまる

HSP気質の会社員で、二級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を持っています。新卒から7社で働き、そのうち約10年は保険の業界で、保険や住宅購入の相談に乗る仕事をしていました。今は法人向けの営業をしています。
ノルマや人間関係に悩みながら、「自分らしく働ける場所」や「ホッとできる暮らし方」をずっと探してきた一人です。このブログでは、転職で迷ったこと、お金で困ったこと、暮らしの中で使ってよかったものを、自分の体験を中心に書いています。
くわしい経歴は運営者情報にまとめました。

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