デロンギが満を持して発売した次世代の全自動コーヒーマシン「リヴェリア」が、2025年4月25日より全国で販売開始されました。


クラウドファンディングでは約900名からの支援を集めるなど、非常に高い注目を集めている本製品。今回は、デロンギのマグニフィカを愛用している筆者が、「リヴェリア」の魅力をわかりやすくご紹介します。
デロンギ「リヴェリア」とは?
キャッチコピーは「挽くたびに、特別。」。このモデルの最大の特長は、全自動で16種類のカフェメニューを楽しめる点にあります。デザイン面でも、従来モデルよりも洗練され、よりスマートでモダンな印象に仕上がっています。

ラインナップの違い
- EXAM44055G / EXAM44055BG(ミルクモデル):ミルクを使ったカフェメニューを含む全16種対応
- EXAM44035B(コーヒーモデル):コーヒー8メニューのみ対応
リヴェリアにはミルクモデルとコーヒーモデルの2種類があるため、購入時は機能の違いに注意が必要です。
特徴①:選べる16種類のカフェメニュー
リヴェリアは、3.5インチのタッチパネルからメニューを選択でき、豆の量・抽出量・ミルク量などを細かくカスタマイズできます。設定した内容は最大4つまでユーザープロフィールとして登録可能で、家族それぞれの好みに応じた一杯をボタンひとつで再現できます。

ミルク系(8種)
- カプチーノ
- カフェラテ
- フラットホワイト
- コルタード
- ラテマキアート
- カプチーノMIX
- エスプレッソマキアート
- ミルク
コーヒー系(8種)
- エスプレッソ
- アメリカーノ
- カフェ・ジャポーネ
- スペシャルティ
- エスプレッソラージ
- エスプレッソ(コールド)
- アイスコーヒー
- アメリカーノ(コールド)
特徴②:2種の豆を切り替えられる「ビーンスイッチシステム」
本体には2つの豆ホッパーを搭載。気分に合わせてレギュラー豆とデカフェ豆を切り替えられます。

下の画像は筆者が愛用しているマグニフィカSです。通常のモデルでは豆ホッパーがひとつしかなく、使い切るまで豆の切り替えができません。

リヴェリアなら朝と夜で豆を切り替えたり、豆ごとの味や設定を記憶させておくことも可能。シーンに応じて、より自由にコーヒーを楽しめます。
特徴③:「ラテクレマ™」がさらに進化
リヴェリアに搭載されている「ラテクレマ™」技術は、従来モデルより以下の点でアップグレードされています。
項目 | 従来モデル | リヴェリア |
---|---|---|
泡の調整 | 自動1パターン | 3段階(軽め・普通・濃密) |
温度制御 | 一定温度 | 60〜65℃に自動調整 |
ミルクの種類対応 | 主に牛乳 | 牛乳+植物性ミルク対応 |
洗浄機能 | 手動or軽自動 | 自動洗浄+分解しやすい構造 |
ノズル調整 | 固定 | カップの高さに応じて調整可 |
ミルク抽出時は、理想的な60〜65℃にコントロールされ、ミルクと泡の黄金比(2:3)も自動で再現されます。

特徴④:「コーヒールーティン機能」でいつもの一杯を自動提案
リヴェリアには、時間帯ごとに好みのメニューを提案してくれる「コーヒールーティン機能」が備わっています。
たとえば「朝はアメリカーノ、昼はカフェラテ、夜はデカフェ」など、自分のリズムに合った設定をしておけば、その時間になると候補が表示され、選ぶ手間が省けます。
忙しい朝や疲れた夜でも、自然とお気に入りの一杯を選べるので、日常に寄り添った機能として高く評価できます。
特徴⑤:柔らかな印象を与えるカラーデザイン
これまでブラックやホワイトといったシックなカラーが中心だったデロンギですが、リヴェリアでは新たに「ペブルグレー」「サンドベージュ」といったナチュラルで柔らかなニュアンスカラーが登場。

インテリアに自然になじむ上品なカラーで、北欧風やナチュラルテイストのキッチンにもマッチ。機能性だけでなく、空間美にもこだわる方に最適な一台です。
まとめ:カフェのような本格一杯を、家でも手軽に
「本格派だけど手軽に楽しみたい」方にぴったりな、デロンギ リヴェリア。好みの豆を使い分け、気分や時間帯に合った一杯を、まるでカフェのように楽しめます。
暮らしをちょっと豊かにしてくれる一台。気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

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