我が家は2019年ごろにウォータースタンドの「ネオ」を入れ、約4年使ったあと、2023年9月に「ナノシリーズ・アイコン」へ機種変更しました。アイコンに替えてからも、もう3年になります。

- ウォータースタンドの「アイコン」と「ネオ」で迷っている
- 今「ネオ」を使っていて、アイコンへの機種変更を考えている
- アイコンを長く使った人の、良い点と不便な点を知りたい
アイコンに替えて、本体が小さくなりキッチンに余裕ができた一方で、お湯の速さと、レバーを押すだけで水が出る手軽さは、ネオのほうが上でした。フィルター交換は自分でするようになったものの、負担はそれほどありません。どちらが合うかは、キッチンの広さと、お湯をどのくらい使うかで変わります。

ネオからアイコンへの機種変更で、かかった費用と時間
きっかけは、フィルター交換に来た担当の方からの話
ネオのフィルター交換に来た担当の方からアイコンをすすめられ、その場で調べて、機種変更を決めました。
私も最初は、月額料金が上がるのが気がかりでした。ただ、担当の方から、アイコンは電気代がネオより安いと聞いて、その心配は小さくなりました。
撤去と設置は同じ日に終わり、立ち会いは1時間以内
ネオの撤去とアイコンの設置は、同じ日に終わりました。立ち会いは1時間以内で、水が使えない日は出ていません。
我が家の場合、事務手数料と工事費は0円
我が家の機種変更では、事務手数料も、撤去・設置の工事費もかかりませんでした。
なお、公式のネオのページでは、設置から1年未満で撤去・機種変更すると6,600円かかると案内されています。我が家は約4年使ったあとの機種変更でした。
アイコンに替えて便利になったこと
本体が小さく、キッチンに余裕ができる
機種変更のいちばんの理由は、本体のサイズでした。
| 機種 | 横幅 | 奥行き | 高さ |
|---|---|---|---|
| アイコン | 180mm | 340mm | 385mm |
| ネオ | 260mm | 505mm(受け皿込み) | 500mm |
ネオはラックの上に横向きで置くと、ラックの幅をほぼ使い切っていました。

アイコンは本体が小さく、縦向きにも横向きにも置けるタイプです。今はネオと同じラックに、同じ横向きで置いていますが、ネオのときと違って、ラックの横にすき間が残ります。

初めて使う方には、比べる機種がないので伝わりにくいかもしれませんが、我が家に置いたときは、寸法の数字から想像していた以上に小さく感じました。初めて見たときは、その小ささに驚きの声をあげてしまったほどです。
アイコンにはお湯をためておくタンクがないので、ネオより本体が小さくなっています。タンクは冷水(1.0L)の分だけで、常温水とお湯にはタンクがありません。
- 【置くときの余白】公式では、背面は壁から10cm以上、両サイドは数cmあけるよう案内されています
- 【色】我が家は購入時にグレー系を選びました。2026年10月時点の公式サイトでは、ホワイトとブラックの2色です
注ぐ量を選べるので、注いでいる間に離れられる
アイコンは、出す量を4段階(120ml・180ml・300ml・3分間)から選べて、途中で止めることもできます。

コップの容量を覚えておけば、合う量のボタンを押して、注いでいる間はその場を離れても大丈夫です。給水タンクに水を入れるときは注ぐ時間も長いので、離れられるのがとくに便利で、我が家では主に次の2つで使っています。
- 自動製氷機の給水タンクに水を入れる
- コーヒーメーカーの給水タンクに水を入れる

ネオもレバーを手前に引けば水を出し続けられました。ただ、水の出口が真ん中になく、タンクがレバーに当たって置けないこともあったので、置きっぱなしで注ぐことはできませんでした。
アイコンは水の出口が真ん中にあり、レバーもないので、給水タンクをそのまま下に置けます。


量を選べて便利な一方で、注ぎ終わるまでの時間はネオより長くかかります。
お湯の温度を3段階で選べる
ネオのお湯は温度を選べませんでしたが、アイコンは70度・80度・90度から選べます。

使い始めのころは、ほぼ90度しか使っていませんでした。お茶によって合う温度は違いますが、家で飲むときは細かい風味より熱々のほうが好きだからです。
今は、使う場面ごとに70度・80度・90度を使い分けています。
- 【70度・80度】大人が飲む白湯、ケトルや鍋に少し入れて火にかけるとき
- 【90度】子どもが生まれてからは、ミルク作り
なお、アイコンのお湯は、設定温度が低いほど早く出ます(我が家で1回測ったときは、300mlなら90度で約60秒、70度で約40秒)。ケトルや鍋に少し入れるときは、待つ時間を短くするために70度や80度を選んでいます。
フィルター交換で、担当の方と予定を合わせなくていい
ネオは、おおよそ6か月ごとに担当の方から連絡があり、日程を合わせて自宅でフィルターを交換してもらっていました(1回20〜30分ほど)。
アイコンでは、交換用のフィルターが半年ごとに郵送で届き、自分で交換します。日程を合わせて家で待つ必要がなくなりました。
電気代の目安は、ネオより月341円安い
アイコンはお湯を出すときだけ温めますが、ネオはタンクのお湯をいつも温めておくので、ネオのほうが電気代の目安は高くなります。
公式の電気代の目安は、アイコンが月518円、ネオが月859円です。
電気代の目安は公式サイトの数字で、冷水18L・温水18Lを使い、1kWhあたり27円で計算した場合と案内されています(2026年10月18日に確認)。我が家で測った数字ではありません。
アイコンに替えて不便になったこと
便利になったことがある一方で、不便になったこともあり、なかでもお湯の速さの差がいちばん大きいと感じています。
お湯を注ぎ終わるまで、ネオの約5〜6倍かかる
アイコンは、お湯を出すたびにその場で温めるので、注ぎ終わるまでに時間がかかります。お湯が出始めてから出終わるまでを、量と温度ごとに1回ずつ自分で測りました。
| 量 | 70度 | 80度 | 90度 |
|---|---|---|---|
| 120ml | 約16秒 | 約20秒 | 約23秒 |
| 180ml | 約25秒 | 約30秒 | 約37秒 |
| 300ml | 約40秒 | 約50秒 | 約60秒 |
実際には、ボタンを押してからお湯が出始めるまでに、さらに2〜3秒かかることがほとんどです。ただ、続けて使っているときは、もっと早く出ることもあります。
ネオを使っていたころにも、お湯の速さを測っていました。ネオのお湯は最高で約93度なので、いちばん熱い温度どうし(ネオ93度・アイコン90度)で並べると、差ははっきりしています。
| 量 | ネオ(93度) | アイコン(90度) |
|---|---|---|
| 120ml | 約4秒 | 約23秒 |
| 180ml | 約7秒 | 約37秒 |
| 300ml | 約11秒 | 約60秒 |

私が測った範囲では、ネオを93度、アイコンを90度で比べると、アイコンはお湯を注ぎ終わるまでに約5〜6倍の時間がかかりました。アイコンは1回ずつ測った時間で、ネオとは測った時期も違うので、目安として見てください。カップ1杯の約23秒なら待てますが、鍋に何杯も入れると差を感じます。1Lは測っていないものの、300mlで約60秒なので、鍋にたっぷり入れるなら数分は待つ計算です。
アイコンは受け皿を外せば、鍋を水の出口の下に置いたまま注げます。

温水だけでたっぷりためると時間がかかるので、鍋やケトルに入れる量で決めています。少しなら70度や80度の温水、たくさん要るときは常温水か、半分を常温水・半分を温水にして火にかけることが多いです。お湯の遅さを、7年間で2機種を使ったなかでどう受け止めているかは、ウォータースタンドのデメリット|7年間で2機種を使用して感じた本音にまとめました。
冷水と常温水も少し遅いが、困るほどではない
冷水と常温水も、ネオよりは出るのが遅いと感じます。ただ、お湯ほどの差はなく、製氷機やコーヒーメーカーに水を入れるときも、困るほどではありません。
アイコンは、毎回ボタンで水の温度と量を選ぶ
アイコンは、水を出すたびに次の2つを選びます。
- 水の温度(温水・常温水・冷水)
- 出す量
ネオは、コップでレバーを押すだけで水が出ました。

たとえば、次のような場面では、ネオのほうが手早く使えました。
- コップをゆすぐ水を少し出したいとき
- 水を一口だけ飲みたいとき
- 料理中に、玉ねぎのさらし水を入れたいとき
ネオはコップでレバーを押すだけで水が出るので、料理中に手が濡れていても使えます。濡れた手でも使える便利さには、アイコンに替えてから気づきました。
プロに定期的に見てもらう安心は減る
ネオのころは、担当の方が定期的に来て、フィルター交換と一緒に本体の様子も見てくれていたので、口に入れる水が通る本体を、担当の方に定期的に見てもらえる安心がありました。アイコンでは日程合わせがなくなった代わりに、その安心は減っています。
今は、フィルター交換などの手入れも自分でしています。プロに定期的に見てもらいたい方には、訪問でメンテナンスしてくれる機種のほうが合うかもしれません。
月額は550円上がる
月額料金はアイコンのほうが高く、公式の電気代の目安を加えると、次のようになります。
| 機種 | 月額料金 | 電気代の目安(月) | 合計 | 初回の設置費 |
|---|---|---|---|---|
| アイコン | 4,400円 | 518円 | 4,918円 | 0円 |
| ネオ | 3,850円 | 859円 | 4,709円 | 9,900円 |
月額料金の差は550円ですが、公式の電気代の目安を足して計算すると、差は月209円まで縮みます。
月額料金・電気代の目安・初回の設置費は、2026年10月18日に公式サイトで確認した数字です。公式のよくある質問では、フィルターを自分で交換する機種はレンタル料金のみ、その他の機種は初回の設置費が9,900円と案内されています。
アイコンを3年使ってわかったこと
アイコンに替えて1か月のころに書いたこの記事では、フィルター交換や故障したときの対応、実際の電気代は、まだわからないままでした。ここからは、3年使った今の答えです。
フィルター交換は、毎回3分ほどで終わる
これまでに4回以上交換しましたが、初回からどれも3分ほどで終わっています。交換したあとに水を流す時間(フラッシング)も入れての3分です。
- 【半年ごと】郵送で届くフィルターを、上の蓋を開けて差し替える
- 【12か月ごと】流路モジュールという部品の交換。作業は1分ほど
- 【気づいたとき】防塵フィルターの水洗い
私は「ここまで簡単なら自分でやっても気にならない」と感じています。手順はたった3分!?ウォータースタンド『ナノシリーズ・アイコン』初めてのフィルター交換レビュー!に写真つきでまとめました。
故障は3年で1回、本体ごと無料で交換
2025年ごろ、冷水が出なくなったことが1回あります。問い合わせてから4日〜1週間ほどで担当の方が見に来てくれて、本体ごとの交換が決まり、別の日に新しい本体と入れ替えてもらいました。
本体の交換に費用はかかりませんでした。我が家の場合は、フィルターを自分で交換する機種でも、故障したときは担当の方が来てくれました。
電気代は、大きく増えた実感がない
ウォータースタンドだけの電気代は測れませんが、ウォーターサーバーを置いていなかったころと比べて、家の電気代が大きく増えた実感はありません。記録で比べたわけではなく、体感です。ネオのころとの差は、公式の目安(月341円)で見るしかないと考えています。
ネオとアイコン、どちらが合うか
お湯だけならネオ、置き場所まで含めるとアイコン
使い勝手だけでいえば、お湯の出る速さはネオのほうが便利でした。お湯のことだけ考えるなら、ネオに戻したいと思うこともあります。
それでも、キッチンを広く使えることと、冷水や常温水では困っていないことから、全体ではアイコンを使い続けたいと考えています。
キッチンの広さとお湯の使い方で選ぶ
どちらが合うかは、置き場所の広さと、お湯を一度にどのくらい使うかで分かれます。次の表に、自分のキッチンと使い方を当てはめてみてください。
| 見るところ | アイコンが合いやすい | ネオが合いやすい |
|---|---|---|
| キッチンの広さ | 置き場所が狭い・横に余裕を残したい | 受け皿込みで奥行き約50cmの本体を置ける |
| お湯の使い方 | カップ1杯ずつが多い | 鍋やケトルにどんどん使う |
| 水の出し方 | 量を決めて、注ぐ間に離れたい | コップで押して、すぐ出したい |
| フィルター交換 | 日程を合わせず、自分でやりたい | プロに定期的に見てもらいたい |
子どもがいるご家庭なら、ロックの違いも見ておくと安心です。公式のよくある質問によると、アイコンは温水と常温水のボタンを同時に3秒以上長押しすると、全部の操作をロックできます。ネオのロックは、温水だけです。我が家では、初期設定でかかっている温水のロックだけを使っています。
鍋やケトルにお湯を入れることが多い方や、初めてウォーターサーバーを使う方は、普段使う量を目安に、300mlで約60秒待てるかを考えてみてください。ネオのすぐ出るお湯に慣れていた私は、余計に遅く感じたところがあります。
公式のよくある質問では、アイコンのようにフィルターを自分で交換する機種は最低利用期間がなく解約金もかからない、ネオのように訪問でメンテナンスする機種は最低利用期間が1年で、1年未満で解約すると撤去費6,600円がかかる、と案内されています(2026年10月18日に確認)。申し込む前に、最新の条件を公式サイトで確かめてください。
まとめ:ネオからアイコンで変わったこと
- 【便利になったこと】本体が小さく、キッチンに余裕ができた。量を選んで離れられる・温度を選べる・フィルター交換の日程合わせがいらない・電気代の目安が安い
- 【不便になったこと】お湯を注ぎ終わるまでがネオの約5〜6倍(300mlで約60秒)。毎回ボタンを選ぶ・プロに見てもらう安心が減る・月額が550円上がる
- 【私の結論】お湯だけならネオ、置き場所まで含めるとアイコン
- 【選び方】キッチンの広さと、お湯をどのくらい使うか
機種を選ぶときは、置き場所の広さと、お湯をどのくらい使うかを先に考えてから、月額料金を比べてみてください。
水を買って運ぶ手間がなくなったこともあり、水道直結のウォータースタンドは、私が導入して本当によかったと思えるサービスのひとつなので、ぜひ検討してみてください。

水道水を浄水するタイプと、天然水のタイプの違いは、次の記事にまとめています。



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