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デメリットの側面から見る!ドルコスト平均法

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ドルコスト平均法って良いって聞くけど、デメリットってないの?
どういう人に向いているの?
ドルコスト平均法で気を付けるポイントは?

こういった疑問にFP歴10年の僕が解説していきます。

積立投資を始める人が増えてきた中で、ドルコスト平均法がとても持ち上げられすぎな雰囲気を個人的に感じています。確かに、とても効果がある投資手法なのですが万能ではありません。

なお、ドルコスト平均法が良く分からない!という方はこちらの記事を参照ください。

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デメリットの側面から見る!ドルコスト平均法

ドルコスト平均法のメリットを最大限享受するには強い精神力が必要 ...

では、ドルコスト平均法のデメリットを見ていきましょう。ここでは、一括投資との比較で比べていきます。

投資効率が低い

極端な話ですが、10年間で10倍となる金融商品があったとします。

一括投資の場合は純粋に10倍が最終結果ですね。ただ、ドルコスト平均法で積み立てを行った場合5倍程度にしかなりません。このように、値上がり相場だった際は一括投資のほうが大きな効果をうみます。

ドルコスト平均法は中長期の運用において価格変動のリスクを抑えることが特徴の一つです。ただ、その分リターンも抑えられる傾向になります。

手数料がかさむ

ドルコスト平均法は、月一回など定期的に購入していく手法です。

その分、特に長期運用となると手数料がかさんできます。一括投資に比べれば当然購入回数が多くなるので手数料が多くかかります。

短期運用(投資)には向かない

ドルコスト平均法は、中長期の運用で利益が出てくるような投資手法です。

そのため、短期的に値上がり益を狙いたい!や儲けたい!というニーズの方にとってはあまりメリットはありません。

例えば、底値で買うわけでもないですし、高値で売却をするわけでもないです。確かに売却するタイミングは重要なのですが、1か月や2か月で大きな利益を狙うようなトレーダーのような方にとっては向かない手法です。

ドルコスト平均法が向いている人

Woman on piles of coins with arrow up infographic Free Vector
  • 中長期的に資産形成したい
  • なるべくストレスを抱えず投資を行いたい
  • あまり投資知識がない

こういった方にとって非常とってはぜひ活用したい投資方法です。

ドルコスト平均法は中長期で安定的に利益を作っていく手法です。

大きなリターンを望むものではありませんが、投資行うにあたって比較的堅実に安定的にできる運用方法です。

当然、預金にお金を置いておいてもほぼ増えない(手数料などで下手したら元本割れ)このご時世であれば、預金よりも期待できる利益は大きいのです。

『投資の基本は安い時に買って高い時に売る』ということですが、これはプロであっても中々難しいのです。購入タイミングを意識せず淡々と購入口数を積み重ねていくドルコスト平均法はある意味ほったらかしでもいいくらいの意識で行うことができます。

上がっても安心、下がっても安心(絶対大丈夫ではないが)、こういった心の安心感がドルコストを行う一番のメリットなのかもしれません。

ドルコスト平均法で気を付けるポイント

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では、実際ドルコスト平均法を行うときに気を付けるポイントについてみていきましょう。

下がってもやめない

特に投資初心者であればあるほど、値下がりに対してネガティブな印象を持ちます。

しかし、ドルコスト平均法は下がった時こそ力を発揮する一面があります。

なぜかというと、口数を多く買うことができるからです。

投資の最終結果のこの公式をぜひ覚えておいてください。

『投資結果=価格×口数』

極端な話、ドルコスト平均法を行っていると最終的な価格がスタート時に半値になっても利益が出ることがあります。

先ほどの公式に当てはめると、価格は下がってもその分口数を多く抱えていたら、結果儲かることがあります。

つまり、価格が下がっているときは、口数を多く買い込んでいるんだ、と認識すること値下がりに対して違う意識を持つことができると思います。

僕も、米国株を所有しています。このコロナで一機に価値が下がりましたが、その時期も淡々と購入を続けていました。おかげ様で株価は比較的すぐに回復してくれましたが、値下がりしているときもさほどストレスを持たず続けることができていました。

反対に、僕は10年20年先を見た投資を行っているので、今の値下がりは口数買い込みに有効です。もっと長期的に株価が低ければ口数をより購入できたのに、と思ったくらいです。

売り時を意識する

値下がりに強いドルコスト平均法ですが、さすがに下がり続けているときに売っても利益はでません。

大切なのは下落から上がった時です。下がり続けているときは口数を買い込み、上がった時に一気に利益が出てくるのです。そのため、下がり続けてもその反動で少しでも戻せば利益が出てくる可能性があります。

下がっているときは、どこまで戻せば損益ラインを超えるのか意識すると良いでしょう。

反対に、値上がり相場の時は確かに一括投資に比べれば投資効率は低くなってしまいますが、そもそも価格が上がっているので利益は出ますので売り時はあまり意識しなくても良いかもしれません。

ドルコスト平均法を活用するときは中長期での運用でしょうから、毎日株価をチェックするようなことはありませんが、売るときはタイミングも重要になってきますので意識していきましょう。

ドルコスト平均法で運用したい!まずは証券口座を解説しよう

では、ドルコスト平均法を使った運用を行いたい!という方は積立投資がおすすめです。

今はネット証券も気軽に解説できるので、ぜひ口座開設して運用を始めてみましょう。

積立投資やおすすめ商品については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ見てみてください。⇒投資信託が初心者に向いている理由【おすすめ商品3選紹介!】

いかがでしたでしょうか。ドルコスト平均法はやはり中長期的な運用を行っていく際には非常に効果的な手法ということが分かったと思います。

とはいえ、万能な方法ではなくあくまで投資方法の一つです。

メリットデメリットをしっかりと意識したうえでやっていきましょう。

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